同じペン、同じ紙でも。
- Noriko.
- 2016年2月2日
- 読了時間: 2分
昨年5月1日より作業をしている、大型作品「千早」。
作品自体のサイズはA0、
額装したら…B0になる予定の作品。
とにかく大きくて、
単調な作業が多くて、
作業が進んだ気がしなくて。(笑)
それでも先日、まだ手を加える箇所があるものの翼部分の作業が一段落し、
気分を変える為に、赤い点描の花弁の作業を開始した。
大きな作品なので、いつものボールペン(三菱シグノ0.28mm)を
ガツガツと力強く、大きめの点で描き込んでいる。
黒い点描から、赤い点描へ…
色が変わるだけでも、かなり気分が変わって楽しい!
そして、その大型作品と並行で
『ポストカード用作品』
の制作を開始。

A5サイズの作品。(用紙はA4)
大きな作品を縮小してポストカードにすると、作品の点々が潰れてしまうので…
という事で、大型作品の作業が出来る程時間に余裕が無い時に…とポストカード作品を描き始めた。
大きな作品とは違って、今度は繊細な作業。
紙のサイズは違うけれど、使っている用紙は同じ。
使っているペンも、同じ。
作品が小さく、繊細な作業な分…
今度は優しく、ペン先がそっと紙に触る程度で点を描き込む。
色が変わるのも楽しいが、
この作業の感覚が変わるのもまた、気分が変わる。
こうして、改めて考えてみると…
同じ紙、
同じペン。
当たり前の事だろうけど、使い方によってこんなにも楽しめる。
主婦業をこなしながらの制作なので、
『身近な場所で手に入る画材を使って描く。』
と、私の中でコッソリとルールを作っていたのですが、
その身近な場所で手に入る、ケント紙とボールペンが、
私の良き相棒となってくれている様な…気がする♪
その相棒を…もっともっと活かせる作品を描ける様になりたい。

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