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大細密展 2016 【2】
- Noriko.
- 2016年8月10日
- 読了時間: 5分
えっと…今日は、私が『大細密展 2016』にて出会い、沢山のお話をさせて頂いた作家様達のお話をしようと思います。
全ての作家様のブースの写真は撮れなかったので…
そこはご了承下さいませ♪
掲載させて頂いた写真は、全て作家様の了承を得ております。
では、早速。
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StartFragment【小鳥遊 汐里 様 http://function5.biz/blog/pegascon/ 】EndFragment


算数の要素を曼荼羅に加えた作品を描かれている作家さんです。
私の撮らせて頂いた写真では、詳細が分からないと思うのですが…
遠目から見ると、曼荼羅。
でもその曼荼羅は、とても小さな図形や動物達で描かれてます。
遠目で見ても美しいですが、近くで観るとその美しさに楽しさが加わる。
(私は動物を数えてみたりして、楽しんでました♪)
とても穏やかで優しい、私に様々な事を教えて下さった紳士な方でした♪
もっと、ゆっくりお話したかったなぁ♡
【kan.i.様 http://www.k-i-48.com 】



私、学生時代に工業デザインの勉強をしていたのですが、平面分割や図形を並べて創り上げる作品を課題でやった事があります。
ですが、このkan.i.様の作品を拝見した時、驚愕しました。
『私、学校の課題でやったことあるんです。』
なんて、恥ずかしくて言えない。
言ってしまったんですけど…(笑)
後で、物凄く恥ずかしくなりました。
平面を分割したり、図形を並べて、こんなにも美しい作品が出来上がるのか!!!
しかも、建築の勉強をされていたとの事。
そして、その建築の要素までをも作品に取り入れて描かれている。
図形一つ一つに使われている色彩のセンスも素晴らしい。
『図形』の奥の深さを思い知らされました。
小柄で控えめな、可愛らしいkan.i様の中に秘められた、大きなパワーが作品に溢れている。
単純な様に見えて、逆に物凄く難しい。
私も改めてその難しさを教えられる作品を描かれる作家さんでした
【大野史織様 http://torchshio.web.fc2.com/ 】

大細密展の搬入時、緊張している私にフレンドリーに声をかけて下さった作家さんです。
写真を観て頂くと、優しい穏やかな雰囲気の作品を描かれていますが…
近くでみると、描き込みが半端ない。(汗)
近くで観た時に、鳥肌立ちました。
作品全体像の雰囲気とはピッタリですが…
これだけの作品を描き上げたパワーを持っているとは思えない程可愛らしい方でした。
【太田麻美様 http://1061merai.net/index.php/ 】



『赤ちゃんの生まれる前の世界』と『ぷんちゃん』という可愛らしいキャラクターを描かれる作家さんです。
しっかりと自分の世界観を持ち、それを着実に形にされている…
子供たちに絵を教えている先生でもあります。
沢山お話させて頂きましたが、描かれる作品とイメージがピッタリの作家さん。
作品をパッと見ると、メルヘンチックな雰囲気♡
と、なりますが…
近くで観て欲しい。
やはりとてつもない描き込み。
日本画の画法を使われたり、アクリル画であったり。
作品一つ一つで、それぞれの世界を『ぷんちゃん』と一緒に歩かせて貰っている、そんな楽しい気分になれる作品達でした♪
【Tomoya様 http://labyrinth.iinaa.net/ 】
私、昨年までTwitterをやっていたのですが…
その時から存じ上げていた『迷路』作家さんです。
(写真が無くて、申し訳有りません!!!)
Twitterの画像で観ていた時から、
『実物は鳥肌モノ』だろうなぁ…
と実物の作品を想像しておりましたが、実物は…
鳥肌どころではなかった。
白目剥いてしまいそうな、恐ろしいほど細密な作品。
迷路が好きで描かれている、と仰っていましたが…
『迷路愛』が溢れすぎて、恐ろしいほど!!!←褒めてるんです!!! 決してディスっていません!!!
人間って、ココまで描く事が出来るんだぁ…と私、驚愕しました。
ですが、描かれている作家様本人はとても落ち着いた、ですがお話させて頂いて私も学ばせて頂く事が多かった作家さんです。(因みに、私と同じ歳との事でしたが…私の方のテンションが高すぎて、ちょっと恥ずかしくなりました(笑))
【ゆうき 慧真(えま)様】
切り絵作家様です。
お名前と作品を最初に拝見した時は、女性の方かな?
と思ったら…男性の作家さんでした!!!(驚)
そして、私に一番のインパクトを残してくださった作家さんです。
私もそうなのですが…展覧会に行き、作家さんとお話させて頂く時、どうしても好きな所、素敵だと思う所ばかりの話しをしてしまうんですよ。
その作品を好きだと思うあまり。
ですが今回、ゆうき様とお話させて頂いた時、
ズバッと言われました。
私自身も、自分の作品を展示してみて、改めて実感した事。
私の作品、モノクロの作品、
陰影が甘いんです。
陰影の甘さゆえ、ペタッと平べったい感じがある。
光と影、コントラストをもっとハッキリさせたらもっと奥行きが出るのに…
ソコをズバッと突かれたんです。
嫌な思いなんて、一切しませんでした。
逆に気持ちよく、スッキリしました。
そして、この作家さんが創り上げる作品を観ていたので、納得出来ました。
カッコいいです!!!
で、私はコッソリ…
この、ゆうき様にいつか『切りたい!』と思われる様な作品を描きたい、と密かな野望を抱きました。
【卯月螢様 http://www.hotalu-uzuki.com/ 】


